エジプト:アズハル使節団がアラビア語非ネイティブの子どもたちのアラビア語教育センターを開設(2)
2022年09月23日付 Al-Ahram 紙
■アズハル使節団が「ブリカマ」市の子どもたちに、アラビア語非母語者のための第二アラビア語教育センターを開設
【n.p.:シャイマーウ・アブドゥルハーディー】
一方、ナハラ・サイ―ディー使節団派遣促進部長は「幼少期は基礎の段階である。その人のその後の人生のあらゆるステージの基本となる段階である。子どもたちにアラビア語を教えることは、人生の早い段階でイスラーム文明を知ることに役立つ。そして、彼らがアラビア語を介してお互いに助け合い、イスラーム文明の様々な側面を理解し、それを人生に応用することによって、自国の発展に貢献できるように手助けをする。アラビア語は、イスラーム初期(黄金期)の偉大な先達の科学的・文学的遺産の理解をたすける。その結果、彼らはわれわれウンマの(輝かしい)遺産に疑問視するいかなる企みのターゲットになることはない」と述べた。
そして「アズハルは、世界中のムスリムにイスラーム文化を広めるという役割の一環として、アラビア語非ネイティブへのアラビア語教育に尽力している。これには、イスラーム文化の理解を助ける橋渡しが必要である。このように、アラビア語がイスラーム文化の重要な構成要素であるということは言うまでもなく、アラビア語非ネイティブへのアラビア語教育センターの設立の拡大と普及の重要性も明らかとなった」と説明した。
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( 翻訳者:坂井七海 )
( 記事ID:54105 )