シリア:UAEがクルド民族主義武装組織に諜報関連の支援を提供(1)
2020年08月30日付 al-Quds al-Arabi 紙


■トルコ通信社:アラブ首長国連邦はクルド民族主義組織「YPG」に諜報関連の支援を提供していた

【ハサカ:アナトリア通信】

信頼性のある複数筋が明かしたところによると、アラブ首長国連邦(UAE)は過去2年半のなかで、シリア東部で活動する組織「人民防衛隊」(YPG/PKK)に対して多大な諜報支援を提供した。

アナトリア通信の現地特派員らが同複数筋から入手した複数の情報によると、UAEの当局者らは2017年末にシリアでYPG指導部との秘密会合を開き、同組織への支援を誓約した。

同複数筋によると、UAEは2018年初頭以来、数十人におよぶ諜報機関高官・職員ら、技術官らをシリアへと派遣した。その後彼らはカーミシュリー市のほか、ハサカ県内、ダイル・ザウル県内にあるYPGの各拠点へと配備されたという。

同複数筋によると、UAE諜報機関の高官らは、同組織のメンバーらに対し諜報活動や技術に関する教練を提供した。具体的には彼らは諜報活動、通信セキュリティ、データ収集、通信ネットワーク、ジャミング、暗号解読、暗殺・密輸任務といった分野における教練コースを実施したという。

(2)に続く

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:54195 )