シリア:「エコノミスト」はサウジ・シリアの国交回復が間近であるとのレポートを掲載(1)
2023年02月26日付 al-Watan 紙


■英「エコノミスト」誌がサウジアラビアとシリアの国交回復が間近であるとのレポートを掲載…「サウジ外相は自らの過ちを認めた」

【ダマスカス:諸通信社】

シリアとアラブ諸国との関係に政治的進展の加速がみられ、特に直近開催されたミュンヘン安全保障会議の折にサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣が特定の言葉を述べたことを背景に、英「エコノミスト」誌は「(ファルハーン氏の同)声明は、たとえそれが経済的な門戸から入るものであれ、シリア国家との国交の回復に向けたサウジアラビアの躊躇を終わらせた」との見解を述べた。

ウェブ・ニュースサイト「アスル・プレス」によると、エコノミスト誌は自身が「サウジアラビアの方針転換」と評したものに関するレポートを掲載し、そのなかで同国政府がこれまでシリアの各武装組織に提供してきた支援の規模がどれほど大きいものであったかについて言及した。さらに「外交官らが自らの失敗を認めることはまれである。しかしこれはまさに、サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相が行ったことである」と続けた。

さらに同誌は「サウジアラビアの外交官らが、通常3月に開催される次なるアラブ連盟首脳会議で、自国とシリアの接近を発表することが可能であると考えている」と述べた。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:54677 )