シリア:「エコノミスト」はサウジ・シリアの国交回復が間近であるとのレポートを掲載(2)
2023年02月26日付 al-Watan 紙


■英「エコノミスト」誌がサウジアラビアとシリアの国交回復が間近であるとのレポートを掲載…「サウジ外相は自らの過ちを認めた」

【ダマスカス:諸通信社】

さらに同誌は「湾岸アラブ国家(サウジアラビア)の外交官らは現在、発展途上国との経済関係を強化し、気候変動に立ち向かうために努力を結集させるという、今後数年間の外交政策における優先事項を表明している」としつつ、「彼らはアラブの近隣国について話すことを好んでおらず、もし彼らがそうするのであればアラブ地域を『重荷』と表現することであろう」と述べた。

アスル・プレスは次のように述べた。「シリアのエコノミストらは、『サウジアラビアからの資金はたとえ少額であっても効果がある」と指摘しつつ、『シリアがサウジアラビアから巨額の資金を吸い上げることを期待しているわけではない』との見解を発している」。

一方これまでにも、チャンネル「マヤーディーン」はシリアの経済系高官の発言を次のように報じたことがある。「(サウジアラビアから)10億米ドルの預金が行われるだけでも、まずまずの影響を与えることが可能である。両国の国交回復は、民間部門の各企業によるシリアへの投資を促進することになるだろう」。

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( 翻訳者:国際メディア情報センター )
( 記事ID:54678 )