シリア:18日までに欧州諸国を含む各国から計167機の救援機が到着(3)
2023年02月19日付 al-Watan 紙


■昨日までに計167機の救援機がシリアに着陸…ハブーバーティーシリア・アラブ赤新月社代表「ヨーロッパからの3機もダマスカスに近づいている…シリアの兄弟・友人たちが救援を続け、WHOは緊急の支援を求めている」

【本紙】

さらにイタリア政府とEUから提供された人道支援物資50トンからなる貨物が昨晩、レバノンとシリアの国境を越えて入国した。これらはシリア・アラブ赤新月社のハーリド・ハブーバーティー代表、在シリア・イタリア大使館のマッスィミリアーノ・ダントゥオーノ臨時大使、EUの人道活動責任者ルイージ・パンドルフィー氏らによる同席のもとで、赤新月社を通して受け渡しが行われた。

ハブーバーティー氏は本紙への声明のなかで、「イタリアとEUから来ているこの貨物は、7台のトラックに積載された計17個のコンテナからなっており、シリア政府による緩和措置により入国することができた」と指摘した。

さらに同氏は本紙に対して、ヨーロッパから直接ダマスカス国際空港に着陸する救援機3機の存在について明らかにした。同氏はそれらの内訳として、「1機はノルウェーから、1機はデンマークからのものであり、そのほかもっとも重要なことに、ドイツ国民からドイツ赤十字社を介したアラブ・シリア赤新月社への贈り物を積載した航空機がシリアへと来る予定であり、これはまもなくダマスカスへと到着する」と述べた。

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( 翻訳者:渡部航平 )
( 記事ID:55086 )