シリア:シリア北西部を襲った地震で生活が脅かされる被災者たち(1)
2023年03月27日付 al-Quds al-Arabi 紙
■シリア北西部で生活必需品が不足している一時避難所
【ダマスカス:本紙】
ホワイト・ヘルメットの報告によると、壊滅的な地震によって4万世帯以上が自宅を追われ、屋外もしくは非常事態下で急いで建てられた一時的な避難キャンプに残されている。避難キャンプはインフラおよび衛生設備の脆弱性に加え、多くの生活必需品と暖房設備の不足に脅かされている。暖房設備は、シリア北西部が経験している冬の天気と夜間の気温低下を鑑みると、被災者たちにとってもっとも重要な必需品のうちに数えられる。
シリア北部の避難民キャンプは、2月6日月曜日の早朝にシリア北西部の各地域を襲った壊滅的な地震の影響を受けていた。実際その影響は、直接的な影響や死者や負傷者を含む犠牲者の発生に留まらず、住宅や教育、健康やサービスなど生活の様々な面に及ぶまでに拡大した。
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( 翻訳者:玉川公子 )
( 記事ID:55306 )