シリア:シリア北西部を襲った地震で生活が脅かされる被災者たち(2)
2023年03月27日付 al-Quds al-Arabi 紙


■シリア北西部で生活必需品が不足している一時避難所

【ダマスカス:本紙】

この地震と余震は同様に、地震による倒壊や同様の理由で家屋にひびが入り深刻な損傷を受けたことで数万世帯が自宅を追われたなかで、市民の苦難と悲劇を倍増させた。これらの家屋は、前例のない人道危機、気温の低下、生計を失った後の人々の莫大な需要が生じるなかで、人々の生命に対する大きな危険と、彼らと子供たちが家の中に留まることへの懸念のために、居住には適さなくなった。さらに多くの地域でインフラと上下水道が破壊されたことにより、コレラが流行する可能性が高まり、人々の生活をより一層脅かしている。

ダーラト・イッザやイェリコ、アアザーズといった都市で活動する民間防衛隊チームは、これら各市の地方議会との調整のもとで、地震に被災した人々の避難施設を準備した。彼らの活動には150のテントを設置するための場所の準備が含まれ、地震の被害を受けた1,600人の民間人がその恩恵を受けることとなった。

(後略)

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( 翻訳者:玉川公子 )
( 記事ID:55317 )