イラン・サウジ外交関係再開の衝撃(3)
2023年03月14日付 al-Quds al-Arabi 紙


■中国の仲介を通した中東地域の不透明性…ビン・サルマーンよ、あなたは何をした?

【ハアレツ:ツヴィ・マゼル】

イスラエルにおける首相の不在を、攻撃し、辱め、領土を一方的に既成事実化するための機会とみなしたイスラエルの敵たちによる、首相の立場による認可の冷徹な悪用に関しては、特にそうである。

テヘランとリヤドの関係再開に直面したイスラエルが不必要な防衛的姿勢をとるなかで、アサドとナスルッラーはこの新たな同盟がもたらす喜ばしい知らせを待っている。土曜日には、チュニジアのカイス・サイード大統領が、外交関係を再開するために自国の大使をシリアに派遣するよう命じたと発表した。アブダビとバハレーンも、これに先立ち同様の動きを見せていた。先週、エジプトのサーミフ・シュクリー外務大臣とサウジのファイサル・ビン・ファルハーン外務大臣はシリアを訪問し、「シリアを孤立させることは無益であり、避難民問題と人道危機に対処するためにシリアとの対話を行う必要がある」と述べ、こうした対話が最終的には同国をアラブ連盟に復帰させる可能性があると表明した。

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( 翻訳者:廣瀬治基 )
( 記事ID:55338 )