イラク:スーダーニー首相がエジプト訪問を開始(1)
2023年06月12日付 al-Quds al-Arabi 紙
■スーダーニー首相がエジプト訪問を開始:「合意が最優先事項である」
【バグダード:本紙】
イラクのムハンマド・シヤーウ・スーダーニー首相が高位閣僚代表団のトップとして月曜日、イラク・エジプト合同高等委員会の会合に出席し、金融、ビジネス、観光などの成長分野における相互理解にかかわる一連の覚書を締結することを目的として、エジプトの首都カイロに到着した。
スーダーニー首相の事務所からの声明によると、同首相は「エジプト側と一連の協議・会談を行う」という。
同首相はカイロ国際空港で、ムスタファー・マドブーリーエジプト首相による公式のレセプションセレモニーによって迎えられ、そこではイラク・エジプト両国の国歌と儀仗兵によるパレードが披露された。
スーダーニー首相はカイロのシャイフ本部で、アズハル学院のアフマド・タイイブ総長と面会した。同首相はこの際、「共存、兄弟関係、愛と平和に基づいたイスラームの真の精神を体現する穏健な言説を広めることの重要性」を強調した。
イラク政府の声明によると、同首相はさらに「中東地域は、宗教とかけ離れたゆがめられた思想に起因するテロ攻撃にさらされた」と述べた。
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( 翻訳者:佐々木舞香 )
( 記事ID:55778 )