スーダン:即応支援部隊が激しい戦闘のすえ中央予備警察のキャンプを占拠(1)
2023年06月25日付 al-Quds al-Arabi 紙


◼️中央予備警察(CRP)のキャンプを制圧するための激しい戦闘…「即応支援部隊」(RSF)はキャンプの掌握を発表

【ハルツーム:本紙】

スーダンの即応支援部隊は日曜日、ハルツームの中央予備警察のキャンプを制圧したと発表した。一方目撃者らの報告によると、国軍からの援軍が到着し、国軍の軍用機による集中的な空爆が実施されたのちもキャンプ周辺で戦闘が継続したという。

ハルツームでは、即応支援部隊がハルツーム南部カラークラ郊外の広範囲に広がる、中央予備警察の中央予備キャンプを攻撃したのち、過去 2 日間にわたってこれまででもっとも激しい戦闘が続いた。

激しい攻撃

即応支援部隊は土曜日、東部アマル地区、カラークラ軸、シャキーラーブ軸の3方面から、ドローンによる援護を受けつつ、重火器および軽火器を用いてキャンプに対する激しい攻撃を開始していた。この際「アブー・ティーラ」の名で知られる中央予備警察は、国軍の部隊、装甲車両、戦闘機による支援を受け、この攻撃に対応した。

その後国軍は「即応支援部隊の攻撃に対応し、彼らに多数の車両の破壊、死傷者の発生を含む多大な損害を与えた」ことを明らかにした。

国軍のサイトの元編集長イブラヒム・フーリー中佐 は自身のフェイスブックページで次のように述べた。「中央予備警察は55台以上に及ぶ即応支援部隊の車両を破壊し、46台のオートバイに加えて、フル装備の車両16台とボックス型車両18台を鹵獲した。また即応支援部隊側の死者は126人に及び、中央予備警察も2人の殉職者を出した」。

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( 翻訳者:萩野穂高 )
( 記事ID:55866 )