■ヨルダンのサファディー外相「シリア危機の影響に段階的に対処することがもっとも現実的かつ有益な選択肢」…アサド大統領は「避難民の問題は、純粋に人道的ないしは道徳的な問題であり、いかなるかたちにおいても政治化されるべきではない」と強調

【ダマスカス：本紙】

バッシャール・アサド大統領は、シリア人避難民らを自分たちの村や町に安全に帰還させることがシリア国家にとっての最優先事項であると述べた。さらに同大統領は、避難民らの帰還のための基礎的なインフラを確保することや、あらゆる形態でそれを再建・復興することの必要性にならび、帰国者が日常生活のサイクルを取り戻すことができるようにするための早期復興プロジェクトを通じて、彼らを支援する必要性について言及した。

アサド大統領は昨日、ヨルダンのアイマン・サファディー外相との会談で、シリア人避難民らの帰還にかかわる問題のほか、ヨルダンとシリアの二国間関係について協議した。

さらにアサド大統領は、シリア国家がこれまで講じたあらゆる措置は、それが立法、法律、和解のいずれにかかわるものであるかを問わず、避難民らの帰還に最適な環境を提供することに貢献していると述べた。また同大統領は、避難民の問題が「純粋に人道的ないしは道徳的な問題」であるとしつつ、これが「いかなるかたちにおいても政治化されるべきではない」と改めて強調した。

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（ 翻訳者:国際メディア情報センター ）
（ 記事ID:55920 )