■ヨルダンのサファディー外相「シリア危機の影響に段階的に対処することがもっとも現実的かつ有益な選択肢」…アサド大統領は「避難民の問題は、純粋に人道的ないしは道徳的な問題であり、いかなるかたちにおいても政治化されるべきではない」と強調

【ダマスカス：本紙】

一方サファディー外相は、シリア人避難民の帰還にかかわる問題に関して、ヨルダンが行った最新の取り組みのほか、アラブ連盟コンタクトグループや国連との調整のもとで、この問題に関連して具体化された複数の新たなアイデアを提示した。

さらに同外相は、シリアの安定に対するヨルダンの支持のほか、ヨルダン・シリア間の二国間協力を強化し、シリア人避難民らの帰還に貢献するためにこの分野でシリア政府と協力するための意欲を明らかにした。さらに、「シリア危機の影響に段階的に対処すること」がもっとも現実的かつ有益な選択肢であると指摘した。

さらにサファディー外相は、シリアのファイサル・ミクダード外務在外居住者大臣との会談後に出されたプレスリリースのなかで、アサド大統領との今回の会談では、シリア・ヨルダンの二国間関係にならび、シリア危機の政治的解決に向けた取り組み全般に関する問題が取り上げられた。

(3)に進む

(1)に戻る

Tweet

この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

　同じジャンルの記事を見る

（ 翻訳者:国際メディア情報センター ）
（ 記事ID:55921 )