パレスチナ:パレスチナ大統領とオマーン外相が会談(1)
2023年07月07日付 al-Quds al-Arabi 紙
■アッバース大統領がオマーンのブーサイーディー外相にパレスチナ情勢の最新状況について報告
【ラマッラー:アナトリア通信】
パレスチナのマフムード・アッバース大統領は金曜日、オマーンのバドル・ビン・ハマド・ビン・ハムード・ブーサイーディー外相に、パレスチナ情勢の最新状況について報告した。
パレスチナの『ワファー』通信によると、これはオマーン外相のパレスチナ訪問に際して、ラマッラーのパレスチナ大統領府で行われた両者の会談中になされた。
同通信は、アッバース大統領が、「(パレスチナの)国民、土地、神聖に対するイスラエルの侵略が続いているために、残された二国家解決の手段が破壊されているなかで、最新の状況をオマーン外相に報告した」と述べた。
さらにアッバース大統領は、それが「地域の平和、安全、安定を実現する唯一の突破口」であるとして、「イスラエルによる占領を終わらせるためのアラブおよび国際的な運動の必要性」を訴えた。
そして、「国際的な場でパレスチナの大義を支援する」というオマーン国の立場を高く評価した。
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( 翻訳者:國松吟音 )
( 記事ID:55930 )