ウクライナ:リヴィウの居住用建物へのミサイル攻撃により4人が死亡(2)
2023年07月06日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ウクライナ・リヴィウの居住用建物へのミサイル攻撃で4人が死亡 - (写真と動画)
【キエフ:本紙】
サドヴィー氏は、「破壊は甚大で、50以上のアパートが被害を受け、オフィスビルも破壊にさらされた」としつつ、「リヴィウ工科大学の校舎や学生寮も被害を受けた」と述べた。
瓦礫
リヴィウに暮らす住民の一人は、米国の資金を受けるラジオ・リバティーに「最初の爆発によって、植木鉢が窓辺から落ちた」と述べた。
彼女はさらに、「二度目の爆発ですべてが破壊された。何ひとつとして残らなかった」と続けた。
2022年2月24日にロシアがウクライナ侵攻を開始して以来、両国軍同士の戦線から数百キロ離れたリヴィウ市は攻撃にさらされ続けている。
リヴィウ州知事が発表したところによると、6月19日から20日にかけての夜、リヴィウ市内の「重要施設」がドローン1機による攻撃を受けた。また3月には、リヴィウ州ヴェリカ・ヴィシャニツィア市の住宅街に対する爆撃によって、5人が死亡したという。
反撃の遅れ
軍事レベルでは、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ウクライナへの武器供与の遅れが同国政府の反撃の遅れにつながり、その結果ロシア政府は、特に地雷を敷設することによって占領地域での防衛体制を強化することができたと述べた。
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( 翻訳者:SHAIKH SADAF AZHAR )
( 記事ID:55950 )