エジプト:デンマーク外相とクルアーン焼却事件について電話会談(1)
2023年08月04日付 al-Quds al-Arabi 紙


■デンマーク外相からエジプト外相に向けて:我々はクルアーンを燃やす行為を禁止する法律の制定を検討している

【カイロ:本紙】

エジプトのサーミフ・シュクリー外相は金曜日、デンマークのラース・ラスムセン外相と電話会談を行いった。ラスムセン氏はこの際、自国が現在、聖クルアーンを燃やす行為が繰り返されることを阻止するいくつかの措置や法律の制定を検討していると強調した。

エジプト外務省の外交局長で公式報道官のアフマド・アブー・ザイド大使によると、この電話会談では、「繰り返されるクルアーンの焼却と冒涜、およびこれが体現する宗教の侮辱に至るほどの恥ずべき犯罪、また社会の平和的共存への脅威」が取り上げられたという。

アブー・ザイド氏は、デンマーク外相が通話の冒頭で、デンマークでクルアーンの焼却と冒涜が起こったことに対する自身の遺憾の意と自国の憤りを表明し、「これらの無責任な行為はデンマーク社会の価値観を表すものではない」と強調したことを明らかにした。

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( 翻訳者:檜山彩名 )
( 記事ID:56117 )