■エジプト政党連合、パレスチナ問題清算の試みを拒否するスィースィー大統領の立場を称賛
【エジプト：本紙】
42の政党を含むエジプト政党連合は、10月7日の危機勃発以降アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領が取った立場と、シナイ半島へパレスチナ人を避難させパレスチナ問題を清算する試みを彼が却下したことを賞賛した。
（中略）
また、連合はラファフ検問所を外国人が通過することをスィースィー大統領が拒否したこと、それ（外国人の同検問所通過）をガザへの人道援助の搬入と結び付けたこと、そしてアンマンでのジョー・バイデン米国大統領との会談を拒否したことを評価した。このため、本日（水曜）ヨルダンで開催予定だった四カ国首脳会談は中止となった。
ほとんどが子供や女性、高齢者であった500人のパレスチナ人の命を奪った、ガザのバプテスト病院に対するイスラエルの虐殺を受け、エジプトの政党連合は本日の声明で、エジプト国家の治安を守り国土全体に対するエジプトの主権を維持するために適切とみなすすべての決定を、アブドゥルファッターフ・スィースィー大統領に委ねることを確認した。
連合は、イスラエルが民間人に対して行ったガザのバプテスト病院での虐殺に対する強い非難と嫌悪を表明した。また、スィースィー大統領への支持を強調し、エジプト国家とその国土を保全する大統領の知見と熱意を評価し、エジプト国民の治安と安全を維持するエジプト軍・警察を支持した。
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（ 翻訳者:山崎陽生 ）
（ 記事ID:56540 )