◼️モロッコ：ワクフ省が、モスクの説教師がガザ問題を刺激しないよう、規制をかけていないことを強調

【ラバト：本紙】

火曜日、ワクフ省は二度目の声明を発表した。そのなかで、同省がイスラーム問題の代理人らに対して、モスクでパレスチナに言及する説教がなされることがないよう介入することを指示したとする文書について、「複数の証拠によって、モロッコに帰属しないと判明した何者かによって発されたもの」だと明らかにした。その上で、あらためてこれが「正真正銘の偽物」であると強調した。

モロッコ国営通信が報じた記事によると、同省はさらに、これらの証拠には「用語と安全の観点による、この種の通信規制および言い回しへの違反」を挙げた。

同省は宗教指導者に対し、「今昔問わず、パレスチナの大義やアクサー・モスクと結びついていることが周知されているウンマを毀損しようとする試みの存在」について注意を促した。

声明はさらに、この種の行為は「政治面での不道徳であり、宗教に関連した犯罪である」と述べた。

オブザーバーらは、モロッコのワクフ省がこの声明によって、モスクの説経者に対し、ガザの話題を取り上げることに対する禁止の存在を明確に否定する限り、それを行う許可を与えたとみなした。

（後略）

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（ 翻訳者:萩野穂高 ）
（ 記事ID:56615 )