パレスチナ:イスラエルの侵略が継続、米国はガザ地区占領をめぐってイスラエルと異なった立場を取る(1)
2023年11月07日付 al-Quds al-Arabi 紙
■侵略開始以来1,000件以上の虐殺…イスラエル政府は戦闘の困難を認める
【ガザ:本紙】
ガザの人々は1か月以上にわたる継続的な爆撃により壊滅的な状況下に置かれており、侵略開始以来の虐殺数は1,071件に達している。これまでガザ地区には3万トン以上の爆発物が投下され、殉教者の数は1万328人に上っている。
同時に米国は、占領政府のベンヤミン・ネタニヤフ首相が声明で、自国政府が戦争後に「無期限に包括的な安全保障責任を負う」と発表したことを受け、イスラエルによるガザ地区の「再占領」に反対すると表明した。
ガザ地区保健局の高官らは昨日、月曜から火曜の夜にかけて、ハーン・ユーニスとラファーでそれぞれ家屋への襲撃が行われ、計23人が死亡したと発表した。
ハーン・ユーニスのナースィル病院では、白い布に包まれた複数の遺体が門の外の地面に横たわっており、遺体の体長から、そのうちの数人は大人で、他は子供であることは明らかであった。
ガザ政府メディア局長のサラーマ・マアルーフ氏によると、占領軍は侵略開始以来1,071件の虐殺を行っており、同氏は3万トン以上の爆発物がガザに投下されたと指摘した。
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( 翻訳者:SHAIKH SADAF AZHAR )
( 記事ID:56669 )