レバノン:ガザでの停戦終了にともなってイスラエルとヒズブッラーの対立が再燃(1)
2023年12月01日付 al-Quds al-Arabi 紙


■国境付近のフーラー村へのイスラエルの爆撃により2人が死亡

【諸通信社】

ヒズブッラー傘下のテレビチャンネル「マナール」は、金曜日(1日)、レバノン南部の国境付近のフーラー村に対するイスラエルの爆撃で2人が犠牲になったと報じた。

ガザ地区でのイスラエル・ハマース間で2週間続いていた停戦が終了した日の早朝、レバノン・イスラエル国境付近でイスラエルとヒズブッラーが交戦した。

ヒズブッラーは金曜(1日)、「同盟関係にあるパレスチナ・イスラーム抵抗運動(ハマース)とイスラエル占領軍の戦闘再開に警戒し、備えている」と述べた。これにより、国境地帯においてレバノン・イスラエル間の衝突が再発する懸念が高まることとなった。

一方イスラエル占領軍は、「レバノンとの国境付近にあるイスラエル北部の村々へのミサイル飛来の可能性を警告するサイレンが鳴らされたのち、レバノンからイスラエルにやってきた飛空標的を阻止した。これにより、住民らは避難所を求めて避難を余儀なくされた」と述べた。

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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:56826 )