ガザ:WHO執行理事会加盟国がイスラエルに人道的義務を履行するよう求める決議草案を提出(1)
2023年12月09日付 al-Quds al-Arabi 紙


■世界保健機関の決議草案がイスラエルに対しガザにおける人道的義務を尊重するよう求める

【AFP通信】

加盟17か国と特別な地位を持つパレスチナが金曜日に世界保健機関(WHO)に提出した決議草案は、イスラエル軍による激しい砲撃にさらされているガザ地区で、医療従事者や人道支援員を保護する義務を全体的に尊重するようイスラエルに求めている。この草案は日曜日、「東エルサレムを含むパレスチナ被占領地域の保健状況」を議論するために開催されるWHO執行理事会の特別会合で検討されることになっている。提案国はアルジェリア、サウジアラビア、ボリビア、中国、エジプト、UAE、インドネシア、イラク、ヨルダン、レバノン、マレーシア、モロッコ、パキスタン、パレスチナ、カタール、チュニジア、トルコ、イエメンである。

決議草案には、「執行理事会は、東エルサレムを含むパレスチナ占領地における壊滅的な人道状況、特にガザ地区での軍事作戦について深い懸念を表明する」と記されており、同地区に「課されている封鎖」と同地区の「公衆衛生部門への重大な損害の程度」について懸念を表明している。 また、「いまなお瓦礫の下に埋もれている数千人の犠牲者」の存在や、劣悪な衛生環境や過密な避難所が公衆衛生にもたらす可能性のあるリスクについても言及している。

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( 翻訳者:SHAIKH SADAF AZHAR )
( 記事ID:56864 )