パレスチナ:イスラエルによるガザでの民間人拘束を裏付ける報告書(1)
2023年12月10日付 Al-Nahar 紙


■衣服を奪われ、行方は不明…イスラエルによるガザでの民間人拘束を裏付ける報告書

【AFP通信】

行方不明者の家族の証言や、人権団体による複数の報告書によると、イスラエル軍は過去2か月間で、ガザ地区で複数のパレスチナ民間人を拘束した。またこれらのソースは現在までに、彼ら民間人が拘束されている場所や、拘束の根拠となった容疑を含む彼らの拘留状況の詳細についていかなる情報も得られていないことを明らかにした。

被拘束者らの親戚は『ワシントン・ポスト』紙による一連のインタビューのなかで、イスラエル軍は、被拘束者らがガザ地区南部に避難している最中、またはガザ地区北部における襲撃作戦の最中、多数の民間人を逮捕したと述べた。インタビューを受けた人々はまた、一部の民間人が尋問のため屋外や金属トレーラーの中で釈放まで何時間も拘束され、一方で行方不明となりその後も戻ってこなかった人々もいたと指摘した。

彼らは加えて、「ハマースや武装集団とは何ら関係ない人々が、武器で脅されながらイスラエル軍によって連行されているのを目撃したが、それ以来彼らとは音信不通となった」と証言した人々もいると述べた。

(2)に進む

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:森川明穂 )
( 記事ID:56885 )