イエメン:国連特使の和平合意に関する報告にイエメン国内で反応さまざま(5)
2023年12月25日付 al-Quds al-Arabi 紙


◼イエメン人は和平ロードマップに関する国連の声明をどう読んだのか

【アデン:アフマド・アグバリー、本紙】

「全員が約束に達したが、合意の締結には至らなかった。ただの口約束に過ぎない。約束の具体的な中身は何なのか、いつまでに果たすのか、約束によってこれまでの停戦よりどれだけ進展するのか?誰も詳細を知らない。私たちの前にあるのは一般的な方式だ」と付け加えた。

「なぜ特使はこのニュースを発表したのか?彼は当事者の相互理解が最終段階になったことを証明し、イエメンの当事者たちを合意のレベルに置くためだろう。そのため、交渉を再開するときは、最終点から始めるはずだ。あるいは、実際には合意が未だ締結されていないからかもしれない。ガザ紛争の動向や、国際水域での行為によってフーシ派が紛争に関与したことに関連した(合意に至らない)原因となった理由はさまざまである。したがって、協議の目的は、以前の状況を安定化させることだった」と自問自答した。

そして、「表面的には、暫定政府は依然として暫定政府であり、フーシ派は依然としてフーシ派である。しかし、停戦は徐々に崩壊しつつある。フーシ派の経済的利益は増大し、暫定政府側は大きな経済危機に陥っている」と続けた。

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( 翻訳者:萩野穂高 )
( 記事ID:57003 )