レバノン:ヒズブッラー書記長がアールーリー氏の暗殺に対する報復を必ず行うと強調(2)
2024年01月05日付 Al-Nahar 紙
■ナスルッラー・ヒズブッラー書記長:アールーリー氏の暗殺に対する報復は必ず行われ、交渉はガザ侵攻を止めた後となるだろう
【ベイルート:本紙】
ナスルッラー氏は、ムハンマド・ヤーギー氏の葬儀に際して次のように述べた。「10月8日から我々は、100km以上に及ぶ南部戦線においてイスラエルと戦争状態に突入した。こうした段階において、市民への攻撃の報復として、全ての国境沿い拠点や多数の後方拠点、またイスラエルの入植地が攻撃された。また抵抗運動は3か月にわたって670件に近い作戦を実施した。攻撃された国境沿い拠点の数は48にのぼり、ナークーラーからシャブアー農場に至るまで、攻撃されなかった拠点は残らなかった。また後方拠点については11か所が攻撃された。さらにイスラエル兵らが避難していた国境の50地点も攻撃された」。
ナスルッラー氏は以下のように指摘している。「国境沿いの拠点はその全てが最初の段階で攻撃されており、これは当時これらの拠点にまだ軍が残っていたからである。また数億ドル相当の特殊・諜報機器が攻撃されたが、これらの機器には高度な技術力が用いられており、レバノンの大部分をスパイ活動で統制していたほか、イスラエル軍の多数の兵士や将校らを死傷させた」。
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( 翻訳者:酒井梢太 )
( 記事ID:57126 )