■「ヒズブッラー」と戦争に反対する勢力:パレスチナ、そしてレバノンにおける二国家解決
【本紙:ムニール・ラビーウ】
ヒズブッラーはまた、自らが南部で乗り出しているこの戦争によってレバノンに殉じており、またレバノンがより大きくより痛みを伴うものを負わずに済むように、自らが戦争の代償と損害を引き受けているとも述べている。この論理は、当時から現在に至るまでレバノン人らがそれを巡って分裂している、南部に武装闘争作戦のための飛び地をつくる70年代の論理にある程度似ている。しかし、特に南部での情勢鎮静化および安定基盤の回復の方法を模索するための外交的、国際的行動が加速しているなかで、結果や影響、そしてそれを緩和するために提案された案に関してはいくつかの違いがある。また、国際的な提案や外交的な提案に由来する全てのものを検討するに、焦点はリータニー川以南の地域、あるいはヒズブッラーに対する国境から10km以内の区域からの撤退および武器の同河川以北への撤去、軍事活動の停止の要求、さらには同域の住民の社会的生活を改善するための復興・投資計画の発起をめぐる諸提案に置かれているようだ。
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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:57503 )