ガザ:「破壊と飢餓の際」にあるガザ地区(1)
2024年04月09日付 al-Quds al-Arabi 紙


■ユニセフ報道官、ガザ地区が「破壊と飢餓の際にある」と説明

【イスタンブール:アナトリア通信】

国連児童基金(ユニセフ)のジェームズ・エルダー報道官は、230万人のパレスチナ人が暮らすガザ地区が「破壊と飢餓の瀬戸際」にあると述べた。

エルダー氏は「パレスチナ人は極めて過酷な状況下で生き残るために戦っている」と説明した。

同氏はさらに、「国連安保理決議後の停戦には大きな期待があった。 私がガザのどこに行ったとしても、人々がもっともそれについて言い、もっとも求めていたのは停戦だった。それゆえにそこには希望があったのだが、それは爆弾の音によって砕け散った」と付け加えた。

エルダー氏によると、イスラエルは安保理が停戦案を決議してからわずか2日後に、これまで安全地帯と宣言されていたラファフ市を攻撃した。

同氏は続けて「私はラファフの病院にいたが、そこには爆撃で重傷を負った子供たちがいた。 停戦決議にもかかわらず、爆撃は一日中中断することなく続いている」と述べた。

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( 翻訳者:佐々木舞香 )
( 記事ID:57628 )