カタール:イランと電話会談を通じて中東情勢について議論(1)
2024年04月14日付 al-Quds al-Arabi 紙


■カタールとイランが中東地域における激化の緩和および沈静化の手法について議論

【ドーハ:本紙】

カタールのムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー外務大臣とイランのホセイン・アブドラヒアン外務大臣は日曜、「中東地域における激化の緩和および沈静化の手法」について議論を行った。

カタール外務省の声明によると、この会談はムハンマド・ビン・アブドゥッラフマーン・アール・サーニー氏がアブドラヒアン氏に対して行った通話を通じて実施された。またこれは、イランがダマスカスにおける自国の外交使節団への攻撃に対抗して、イスラエルに向け数百発のミサイルを発射した数時間後のことであった。

同声明によるとビン・アブドゥッラフマーン氏とアブドラヒアン氏の会談では、「中東地域における情勢の進展」や「中東地域における激化の緩和および沈静化の手法」のほか「ガザ地区とパレスチナの占領された土地における最新の動向」が検討された。

ビン・アブドゥッラフマーン氏は電話会談のなかで「中東情勢の進展に対する自国の深刻な懸念」について表明した。

同氏はさらに全ての当事者に対し、「沈静化および最高レベルの自制の実施」を呼びかけ、「中東地域における激化の緩和と紛争の平和的解決に向けて共同行動を行う必要性」を強調した。

同様に、「地域的および国際的水準における安全保障と安定の実現を目的とした国家的および地方的なあらゆる取り組みを支援するカタールの決意」を改めて表明した。

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( 翻訳者:小室璃紗 )
( 記事ID:57678 )