イスラエル:ヒズブッラーの攻撃でイスラエル兵士らが死傷(3)
2024年04月17日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ヒズブッラーによるより激しい攻撃でイスラエル兵ら18人が死傷
【ベイルート:本紙】
ヒズブッラーは、「バラーニート」兵舎内の第91師団の司令本部を「ブルカーン」ロケット弾で攻撃するため、イスラエルの複数の拠点に対してロケット弾を発射した。そして軍用車両がムティッラ拠点に入る際にこれを攻撃し、これに乗っていた人々を死傷させた。また同様に、ラーミヤー拠点周辺にいた占領軍兵士の集団をロケット兵器と迫撃砲で攻撃し、バラーニート兵舎の南部で新たに展開していた兵士らを攻撃した。
南部の情勢には、在ダマスカス・イラン領事館へのイスラエルの攻撃に対するイランの報復に関するナビーフ・ビッリー国会議長の発言がともなった。チャンネル「ジャディード」が伝えたところによるとビッリー氏は、「これは決定的な報復であり、交戦規定は変わった。彼らは、もはや報復がないままにシリアや他国にあるイランの本部を攻撃することはできなくなった」と発言し、「ペルシャの絨毯にとってもっとも重要な結果とは、彼らがイスラエルに『第一期は変容した』と伝えたことである」と付言した。
ビッリー議長は、自由国民潮流党首のジャブラーン・バースィール議員が安保理決議案1701号履行をめぐる新たな決議に関して安保理に提出した書簡に対抗して、「この決議をすべて履行するかはレバノンの利益のひとつである。ジュブラーン氏が望んでいるのは南部戦線をガザ地区から切り離すことであり、それは正しいことではない」と述べた。
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( 翻訳者:大森耀太 )
( 記事ID:57708 )