■チュニジアの政治家と欧州選挙：「難民たちの孫娘」の勝利への称賛と、移民を待ち受ける「困難な日々」に対する警鐘

【チュニス：本紙】

さらにハーニー氏は、「ガザにおけるジェノサイド犯罪に反対する原則的な立場をもつを持つ『不服従のフランス』党のリストは、政治層全体に浸透したシオニスト的潮流による煽動と悪意のキャンペーンに晒されながらも、選挙で9.5％の得票率を得た。そして、そのパレスチナ系候補者であるリーマー・ハサン氏が欧州議会に到達し、移民、アラブ人、ムスリム、パレスチナへの敵意を持つ人種差別的なポピュリスト極右の集団による支配が席巻するであろう次期欧州議会において、彼女が真実の声となることを保証した」と付け加えた。

同氏は続けた。「フランスや古い欧州の大陸、そしてそこに住む移民やその地に定住しているわが国民には厳しい日々が待ち受けている。啓蒙と近代化のフランスや欧州は徐々に、人種主義的なポピュリズムと、白人の植民地主義計画への異常な郷愁、彼らの人種的および文明的優越性という、不快な無意識の人種差別的ドレスをまとった虚偽に自らの場を譲りつつある」。

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（ 翻訳者:西村璃子 ）
（ 記事ID:58248 )