倹約?戦勝記念日の祝賀中止―ハタイ県
2024年08月30日付 Cumhuriyet 紙
政府は緊縮財政を理由に、8月30日の祝賀を中止した。CHP(共和人民党)・ハタイ県選出のセルヴェト・ムッラオール議員がCumhuriyet紙の取材に応じ、この件についてコメントした。
ハタイで8月30日に実施されている戦勝記念日の祝賀で伝統的に行われている、戦勝記念日競走やチェスや陸上などのスポーツエリアでの選手権が緊縮財政を理由に中止された。この決定はハタイ県青年スポーツ局から連盟の代表者に通知された。CHP・ハタイ県選出のセルヴェト・ムッラオール議員がこの決定についてコメントした。同氏は「敵からの救国の祝賀で緊縮財政を発動した政府は、エルドアン大統領が年に数日だけ使用するアフラトの宮殿に何百億リラも費やし、エルドアン大統領のために高級なヨットを買っている」と述べ、次のように続けた。
■「歴史のゴミ捨て場に行く」
「若い世代の歴史認識を確固たるものにするために実施されている祝賀を中止するという考え方だ。国のために地に斃れた者たちの骨を痛めつける行為だ。彼らが何をしようと、栄光ある歴史を軽く見ることはできないし、それを変えることもできない。しかし、歴史はそれを軽く見て変えようとする者にまず屈辱を与え、そして彼らをゴミ捨て場に捨てるだろう。自らの歴史を、自らの国家をこれほど遠ざける政権を次の選挙で追い落とすことが、この国家を心の底から愛するすべての人々の任務だ」
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( 翻訳者:神谷亮平 )
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