シリア:意図的な破壊にもかかわらず…アサド体制下における犯罪の証拠は多くが「無傷のまま」(1)
2025年02月01日付 al-Mudun 紙
■国連:アサド支配下における拷問に関する証拠は..無傷のままである
【ベイルート:本紙】
国連調査官らは金曜日、「追放されたバッシャール・アサド元大統領の支配下で、シリアにおいて行われた数々の犯罪に関する『多くの証拠』は、文書やその他の証拠(の多く)が破壊されたにもかかわらず、今もなお無傷のままである」と述べた。
国連調査委員会のメンバーであるハーニー・マジャッリー氏は「シリアは証拠であふれている。正義を実現するにあたって、我々が大きな困難に直面することはないだろう」と述べた。
毀損・破壊された証拠
同委員会は2011年にシリアで紛争が始まって以来、国外から犯罪の発生に関する調査を試みてきたが、2024年12月8日にアサド体制が崩壊したために同国への入国が可能となった。
またマジャッリー氏は最近行ったシリア訪問の後、国連特派員のグループに対して「委員会は紛争の当初からシリアに入ることが禁じられていたため、ダマスカスにいることができて素晴らしかった」と補足した。
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( 翻訳者:清久功介 )
( 記事ID:59625 )