シリア:アレッポの職人、半世紀にわたり金属彫刻の技を守る
2026年09月14日付 al-Quds al-Arabi 紙


■伝統とテクノロジーの挟間で…金属彫刻の技を守るアレッポの職人

【アレッポ:アナトリア通信】

シリアの職人ムハンマド・アシュタルは半世紀以上もの間、北部の都市アレッポで金属彫刻の工芸を守ってきた。彼のこの工芸との歩みは幼少期に始まり、数十年の歳月を経て、この工芸は手作業の精密さ、芸術の精神、デザインの美しさを融合させた職人技へと変わっていった。

アシュタルは自身の絵の才能を金属作品の中で生かすことができ、金属を単なる工業素材から、描き、書き、装飾する手段、そして芸術的な形状を生み出す手段へと変えた。

彼の職人キャリアの始まりは、アレッポのファトヒー・ムハンマド美術学院で絵画と彫刻の教育を受けた1975年に遡る。

学業を終えたのち、彼はアルメニア人職人たちのもとで働き、型づくりを学んだ。この技術によって、彼はデザインと製作に精密さが求められる複数の分野へと仕事の幅を広げることができた。

アシュタルはそれ以来、さまざまな種類の型や装飾品の製作で幅広い経験を積んできた。そのなかにはプラスチック製や木製の型、写真や絵画の額縁のほか、湾岸諸国のアラブ式応接間で用いられる装飾が挙げられる。

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( 翻訳者:尾嶋七海 )
( 記事ID:62897 )