■サウジアラビアのためのフィリピン人による讃美歌と宣伝
【アクル・アルアクル】
思い出せば「アラムコ」は以前、サウジアラビアで働き、長年を過ごした人びととの交流・訪問計画を実行してきた。しかし、このフィリピン人女性アーティストついてはどうだろうか?例えば彼女と連絡を取り、サウジアラビアでの愛国的、芸術的、文化的機会への彼女の招待を担うべきメディア省の役割や、対外広報活動の任務はどこに行ってしまったのだろう?少なくとも、外務省と連携して在フィリピン大使館の代表者に彼女へのコンタクトを試みさせたり、あるいは彼女でなくともサウジアラビアに愛情を抱く人々に連絡をさせることくらいはできたはずだ。そのように、サウジアラビアに好意を抱く人たちは多くの国に何千人と存在するに違いない。しかし残念なことに、我々は彼らと繋がることがないのだ。
数週間前、ムハンマド・ビン・サルマーン皇太子殿下が韓国を訪問された際、韓国人政治家が80年代にサウジアラビアで働いていた際の経験について語ったビデオを見た。彼はビデオの中で、サウジアラビアやその国民に対して当時抱いていた感情がどのようなものだったかを語っていた。その多くは、我々の国に立ち寄り、美しい印象と共に去っていった人びとが抱くものと同じようなエピソードや経験であった。しかし残念なことに、我々はそれらの人びととコンタクトを維持することはなかった。私はここでメディア省や外務省に関連して話しているが、ここで文化省についても触れておきたい。
娯楽庁であれば、このようなフィリピン人女性やそれ以外の人びととも繋がりを持ち、サウジアラビアへの訪問や、芸術イベントへの出席、あるいは参加さえしてもらうための招待を行うことは可能であるはずだ。
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