◾︎ポリティコ:イスラーム国はコロナウイルスを利用しイラクにおける再編成を画策する
【ロンドン: 本紙】
2011年とは異なり、アメリカ軍はイラクを去るべきではなく、存在を見せるべきではない。アメリカの非軍事部隊は、特にイラク脱出の口実としてウイルスを用いたため、今後大勢でイラクに戻ってくることはないだろう。またイラク軍はイスラーム国の活動を抑制する準備ができていない。おそらく、イラク内のアメリカ軍の数は減少するだろう。イランの支援を受けた民兵は、イラクで米国人顧問に対する長期的抵抗を約束していた。このことはテロとの戦いの終わりを意味しているのではない。アメリカの特殊作戦部隊はイエメンやマリ、ソマリア、ニジェール、シリアといった様々な国で、各国の特殊部隊や武装集団との協力関係を発展させてきた。それは訓練や装備に基づいたイラクでの大規模軍事作戦と比べ、より効果的にテロの分子と戦うためである。
有志連合の任務が開始してから9月で6年が経つが、コロナウイルス、シーア派民兵、あるいはそれらの複合を原因として、イスラーム国と戦うための努力を停止することはできない。おそらく答えは、戦いを地下へと移し陰でそれを始めることだ。
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