【本紙:ヤシーン・ハージュ・サーレハ】
困難なシリア問題
シリア問題は祖国解放の問題ではない。シリアにある種の植民地主義的次元の勢力が存在し、5カ国(イスラエル、イラン、アメリカ、ロシア、トルコ)が次々とシリアを占領し、そのうち少なくとも3カ国、おそらくは5カ国全てが占領を続けようとしているにもかかわらず、である。またこれは、貧困に関連する側面の強さや、祖国革命の源を国有化し、アサド王政の略奪者らとその支援者の財産を没収する必要性があるにもかかわらず、社会革命の問題のようにも見えない。専制に関連する側面の強さや、政治的権利および自由の剥奪に関する一般性が存在するにもかかわらず、これはもはや民主化革命でもない。「民主化革命」は公認の反体制派勢力が相変わらず自身らを正当化するために使っている言説であるが、体制側が同じくそうであったように、彼らの独立性はすでに失われてしまっている。
シリア問題は極めて厄介なテーマであるようだ。ナショナリズムであれ、社会主義であれ、民主主義であれ、20世紀の政治思想を形成してきた主要な言説に対応していないからだ。
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