■カタールは湾岸危機以降初めてエジプト大使を任命(1)
【ドーハ:本紙】
カタールは外交団の異動を実施し、各国に多くの大使を任命し、その他の大使らを新たな国へと送った。これは戦略的関係を強化するためである。
カタールの首長府は、同国のタミーム・ビン・ハマド・アール・サーニー首長が「多くのアラブ諸国、兄弟諸国、西側諸国」に新たな大使を任命する決定を下したと発表した。
サーリム・ビン・ムバーラク・ビン・シャーフィー・アール・シャーフィー氏は駐エジプト・アラブ共和国特命全権大使に任命された。同氏はカタールのベテラン外交官で、アンカラで功績を残した。同氏は8年間トルコで大使を務めトルコとの戦略的関係を築く上でカタールの外交の柱のひとつとなった。
7月12日、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領はサーリム・ムバーラク・アール・シャーフィー大使を迎えた。それは、同大使が外交任務を終え、トルコを最後に出発する前の離任挨拶の中で行われた。
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