■アレッポ県民事局がテロ組織によって支配された地域から来た学生らにIDカードの発行を開始
【シリア国営通信:アレッポ】
アレッポ県にある民事局は今日6月6日、複数のテロ組織によって支配される地域から来た、初等教育の学生らによるIDカード取得申請の受付を開始した。
アレッポ県を所轄する民事局執行部のメンバー、ハミード・クヌー博士は、本紙特派員らへの声明のなかで、初等教育を終え、アレッポ県の北部および東部から来た5,300人にのぼる学生らにIDカードを発行するプロセスが、同県の関心事の一部分であることを示した。また同県にとって第一の懸念事項である試験の実施状況のフォローアップは、同県民事局のすべての関連機関によって実施されているという。
クヌー氏はIDカードの発行が、アレッポ県教育局、同県民事局、シリア開発信託の法的対応チーム、シリア・アラブ赤新月社の支部による相互の協力のもとで行われていると指摘した。さらに同氏は、受け入れ施設への学生の送迎に必要なあらゆる設備の提供や、IDカード発行のための身分証明書の確保など、シリア開発信託およびシリア・アラブ赤新月社が作業のシステム化において果たしている役割に言及した。
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