■地震の被害を受けたアレッポ城塞入口の修復作業が開始
【シリア国営通信:アレッポ】
エンジニアのサーブーニー氏は、シリアの国家アイデンティティと文化的帰属を構成する有形・無形遺産を保存するために、アレッポ市内の全ての遺産の修復に対する同総局の熱意を確認した。
ディヤーリー社のアレッポ県プロジェクトマネージャーでありエンジニアのガイス・マカーンスィー氏は、「修復条件と建築基準に従って建設調査が実施され、入口にある損傷した地下室の解体と再建を含む復旧工事が開始された」と述べた。また、「解体作業を完了するために入口の床から地下室までの柱が設置され、前方にあるタワーとその背部にあるタワーの損傷した各アーチに加えて、損傷した石の挿入、高官、解体、組み立てなどの、タワー前面の高度な修復」を行っていることに言及した。
アレッポ城塞は、地震の影響を受けたシリアで重要な遺跡の一つであるが、主要な入口が訪問者にもたらす危険性が判明したことで閉鎖された。技術者らや専門家らによると、修復工事はこの作業の段階的な計画に従うと、4か月後に完了する予定だという。
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