■「救済政府」教育省が学校内で遵守が求められる新たなシャリーア規定を発表
【イナブ・バラディー】
イドリブ市で活動する「救済政府」の教育省は、私立の教育機関に向け、複数のシャリーア規定を含み、それらの遵守を求める通達を発布した。
この通達は8月6日(日曜日)に発布され、本サイトによってその信憑性を確認することができた。通達に含まれる7つの条項は次のとおりである。
・学校の壁に描かれた違法な絵や画像を消去すること。
・初等教育課程と中等教育課程に属する生徒らは、ゆったりとした合法的な衣服を着用すること。
・学校上層部の女性らは、ゆったりとした合法的な衣服を着用すること。
・初等教育課程と中等教育課程に属する男子生徒らと女子生徒らを完全に分離すること。
・学生らは学校に携帯電話を持ち込まないこと。
・教育機関が運営するソーシャルメディアプラットフォーム上で、また学校が施設内外で開催する各種イベントにおいて、シャリーア規定に違反する不適切な音楽・パフォーマンスを避けること。
・髭剃り、化粧、身だしなみなどに関して、宗教の規定や習慣に違反する「ファッション」を避けること。
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