■「救済政府」教育省が学校内で遵守が求められる新たなシャリーア規定を発表
【イナブ・バラディー】
「救済政府」はこれまでにも、大学の男子学生らと女子学生らそれぞれに異なる登校日を規定することによって、彼らの分離を強いていた。また一部の大学に関しては、女性向けの学部と男性向けの学部が設置されていることもあった。
「救済政府」の教育省は複数の教育部門のほか、異なる任務にあたっている複数の教育局を監督している。今年5月末からは、ムハンマド・ナズィール・カードリー氏が同省大臣のポストに就いている。
イドリブ市では2週間前、基礎教育および中等教育各課程の修了試験が終了した。この試験を受けた生徒らは男女合わせて47,000人におよび、基礎教育課程に関しては一般シャリーア教育のテストが行われ、中等教育課程に関しては科学、文学、シャリーア、専門職分野のテストが行われた。
試験会場は、シリア北部の全地域であわせて119か所が設置された。これらは生徒の居住地に合わせて配分されており、彼らは自分の住所からもっとも近い試験会場で受験することができた。
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