■カッハーラ事件に際するレバノン軍の動きについて、いくつかの質問が投げかけられる
【ベイルート:本紙】
レバノン軍は同様に、政治レベルでは実現できないことを負わされることを拒否している。また軍は、政治的なアクションがなされたのち、あるいは国内の政治的方程式が変化したのちに必ず変更が加えられる閣僚声明を常に遵守する存在なのである。またその声明によれば、市民の安全の保護は依然として軍の優先事項のひとつである。
ジュマイイル氏からナハールへ…「犯罪は起こったが、軍は動かなかった」
レバノンの「カターイブ」ブロックのメンバーであるナディーム・ジュマイイル議員は本紙に次のように語った。「カッハーラ事件に、そして以前にはそしてタッユーナにおいて、軍が干渉を行わなかったことに関して、我々が提示したいくつかの疑問がある。それらの状況において、軍は介入を行わず、これ以上の犠牲を避けるために事態をコントロールするだけに始終した。我々の見解では、犯罪が起こったなかで軍は介入せず、責務を果たすこともなかった」。
(4)に進む
(2)に戻る