■上院の左派議員が繰り返す…「政権内の潮流は国王の方針と対立している」
【アンマン:本紙】
ヨルダンの上院議員で大臣経験者であるバッサーム・ハダーディーン氏は率直かつ大胆に、目的を持たせながら、熟慮するに値するもっとも重要なこととして、次のような発言を行った。「国王の方針に相反する政権内の潮流が存在する」。
この表現はイスラーム教徒の反体制勢力や在外勢力、あるいは国内の運動家の口から述べられたものではない。むしろ交戦規定に基づき、王国内の権威、機関、左派エリートの間で双子の学派を実際に設立したベテラン左翼家からもたらされた言葉である。
ハダーディーン氏はさらに、政治舞台から不可解に姿を消したのち、大胆にも新たなサイバー犯罪法について、それが公的な自由と表現の自由を侵害するものであると評し、法律の目的は国王の指示に反すると語った。ここで生じる疑問はこれである。つまりどこから、あるいはどのような基礎に基づいて、ハダーディーン氏のような経験豊富なベテラン議員にこうした衝突に参画する直接的な勇気がもたらされているのだろうか。
(2)に進む