■ヨルダン外務省はネタニヤフ氏によるヨルダン渓谷への「侵入」およびそこでの「虚偽の主張」を非難
【アンマン:アナトリア通信】
ヨルダンは木曜日夕方、イスラエルのネタニヤフ首相と同首相政府の閣僚の一人が、ヨルダン国境にあるパレスチナ自治区ヨルダン渓谷地域に「侵入」し、占領下のパレスチナ領土に対するイスラエルの支配を拡大することを目的とした「虚偽の主張」を行っていると非難した。
この非難は、イスラエルのネタニヤフ首相とベザレル・スモトリッチ財務相がヨルダン国境にあるヨルダン渓谷地域を訪れ、そこからヨルダン王国との国境に壁を建設する意向を表明した翌日に、ヨルダン外務省が発表した声明のなかでなされたものである。イスラエルの主張によると、この壁の建設の目的は、約20年前に提案されたプロジェクトの復活として、ヨルダン川西岸とイスラエルへの「武器や戦闘機の密輸を防ぐ」ことにあるとされる。
ヨルダン外務省は声明で、「イスラエルの首相と財務相が占領下のパレスチナ領ヨルダン渓谷に侵入したことを非難する」と述べた。
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