■ガザ地区の医療事情:小児腎不全患者38人が透析治療を拒否される
【ガザ:アナドル通信社】
ハマスが運営するガザ地区保健省のアシュラフ・キドラ報道官は木曜日、ガザ地区で唯一のこどもセンターでの小児腎不全患者38人の透析治療が難しくなったと発表した。
キドラ報道官は、「ランティシ小児病院が燃料不足のために機能停止に陥り、38人の小児腎不全患者がガザ地区で唯一のこどもセンターでの透析治療が難しくなった」と述べた。
同報道官は木曜日未明、「ランティシ小児病院とナスル小児病院でのすべての(小児)診療を停止し、集中治療部門と保育部門は小型発電機に頼って稼働を続ける」と発表した。
すでに、ヨルダン川西岸地区ラマッラーのパレスチナ保健省で、マイ・カイラ保健相は、ガザ地区の医療体制の崩壊を表明している。
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