レバノン:南部の住民、イスラエルの爆撃にさらされるも村を去らない決意(3)

2023年12月22日付 al-Quds al-Arabi 紙

■レバノン南部の住民はイスラエルの爆撃下でも自らの仕事を続ける

【カフラキラー(レバノン):AFP通信】

レバノン南部の軍事的エスカレーションが原因でレバノンでは少なくとも、約100人のヒズブッラー戦闘員や、少なくとも3人のジャーナリストを含む民間人17人など計140人が死亡した。

レバノン南部の軍事エスカレーションによりレバノンでは少なくとも140人が死亡した一方で、イスラエル側では11人が死亡し、うち6人が軍人であった。

国際移住機関(IOM)によると、6万4千人以上がレバノン領内で避難民となり、彼らの大部分が南部に暮らす人々だった。

火曜日(19日)に出されたレポートで国連開発計画(UNDP)は、こうした避難が「莫大な物的損害」を引き起こし、その損害は国境付近の村々の住宅、商店、インフラ、サービスに及んだと述べた。

さらにレポートは、「経済活動や地域の仕事は麻痺したか、閉業ないし他の場所への移動を余儀なくされたかのどちらかである」と付け加えた。

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翻訳者:大森耀太
記事ID:56964