■レバノンで国連レバノン暫定隊に対象とする2つの事件…オーストラリアは自国民の1人がイスラエルの攻撃で死亡したのち、この人物とヒズブッラーの関係を捜査
【ベイルート:本紙】
マーク・ドレイファス代理外務大臣は記者会見で、「我々はヒズブッラーが関係を主張するこの人物に関する捜査を続けていく」と述べ、「ヒズブッラーはこのオーストラリア人が自組織の戦闘員の1人だと明らかにした」と付け加えた。
ドレイファス氏は、「ヒズブッラーはオーストラリアでテロ組織に分類されており、この組織に対する金銭的支援の提供ないしその組織部隊での戦闘は、いかなるオーストラリア人にとっての犯罪である」と言及した。そして、「オーストラリア政府は爆撃の件でイスラエルに連絡をしたが、イスラエルは何について議論が行われたかについて公開することを拒否した」と説明し、レバノンにいるオーストラリア人に「いまだ商業航空便の選択肢があるため、レバノンを発つよう」促した。
写真に髭を生やして映っていたイブラーヒーム・バッズィー氏は弟アリー氏とともにイスラエルの空爆で死亡した。彼らの葬儀はビント・ジュバイル村で行われ、そこではヒズブッラーの黄色い旗で巻かれた3つの棺がみられた。
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