■レバノン…イスラエルとの衝突で「アマル運動」の構成員2人が死亡
【ベイルート:本紙】
同年11月には、アマル運動は最初の戦死者であるアリー・ダーウード氏を追悼した。同氏は1988年生まれでリーハーン山のムリーフ村の出身であり、「レバノン南部での軍事作戦の枠組みのなかで任務を遂行していた」最中に死亡した。
レバノン・イスラエル国境付近では昨年10月8日以降、イスラエル占領軍と、「ヒズブッラー」やレバノンにいるパレスチナ系諸派との間で激しい緊張と断続的な交戦が起こっており、両陣営で死傷者が発生している。
月曜日(29日)にヒズブッラーが、複数の構成員がジャル・アラーム拠点の後方にいたイスラエル兵の集団を「ファラク1」型ミサイルで攻撃し、彼らに直接的な損害を与えたと発表して以降、エスカレーションの深刻さが増していた。
パレスチナ当局によると、ガザ地区での戦争で金曜日(2日)までに27,131人が死亡、66,287人が負傷し、その大多数が子供や女性であった。また国連によると、この戦争は「莫大な破壊と未曾有の人道的惨事」を引き起こした。
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