■レバノンでイスラエル製モバイルゲームのボイコットが呼びかけられる
【ベイルート:本紙】
声明はさらに「1つ目のゲームは2019年8月にリリースされて以降、1,000万回以上のダウンロード回数によって成功と拡散を実現し、また2つ目のゲームは2022年のリリース以降100万回以上ダウンロードされている」と付言した。
同運動は次のように表明した。「これらのゲームに特化した複数のアプリはイスラエル発祥であり、ゲーム中に流れる広告と追加機能の購入を通じて利益を実現してきた。さらにゲームのデザイナーとディレクターはいついかなる時でも、直接あるいは間接的に、イスラエルの物語を流布したり、イスラエルの疑わしい宣伝を流すためのコンテンツを追加できる。ここに危険性が潜んでいるのである」。さらに声明は次のように続けた。「2つのゲームのうち片方の主人公であるボブは、旅から戻った男と描写されているが、彼は一部の人間が自宅を襲ったことに気が付き、アラブ・イスラエル紛争を彷彿とさせる物語のなかで敵と対峙することを決意するのである」。
このレバノンの運動が過去に、チュニジアやヨルダンでのアラブ人の運動に協力していたことは注目に値する。
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