■攻撃に立ち向かうため…「南レバノン水公社」が南部の町に貯水タンクを提供
南レバノン水公社の生産局は4月8日月曜日、水資源部門に対するイスラエルの攻撃の影響を軽減する取り組みの一環として、イスラエルの攻撃にさらされている町村に、赤十字国際委員会から提供された予備用公共タンクを提供・設置したと発表した。これらのタンクはそれぞれ1万リットルの容量を有しており、具体的にはアドシート、クサイル、ダイルスィルヤーン、ユフムルといった町村に設置されたという。
またこれに先立ち、南レバノン水公社は赤十字国際委員会の駐レバノン代表団の支援を受けて、今年2月6日にイスラエルの襲撃にさらされ、南部の35町で断水を引き起こしていたワッザーニー給水所の再開に成功した。
同様に南レバノン水公社のチームは、国境地帯の町村における情勢変化に対応し、それらのニーズを満たし、給水の継続を保証するための緊急計画の一環として、マールーン・ラアス、ブリーダー、バイト・リーフ、マイス・ジャバル、ルマイシュ、ディブルといった町村に対して、給水所や井戸の運営に必要なマズート(訳注:重油の一種。先進国ではディーゼルの材料としても用いられる)を提供した。
(後略)
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翻訳者:植木征司
記事ID:57675