■レバノン東部のバアルバック(バールベック)で燃料トラックを狙ったイスラエルの空襲により1人負傷
【ベイルート:本紙】
同通信の情報筋によると、イスラエル軍は「閃光弾」をスール、ビント・ジュバイル両地区でブルーライン(訳注:イスラエル・レバノン間の停戦ライン)に隣接する国境付近の村々の上空に発射し、さらに無人機がレバノン南部の村々の上空を飛行した。
2023年10月8日以降、レバノンの諸派とレバノン国内のパレスチナ諸派は、イスラエル占領軍と国境付近で日常的な砲撃の応酬を行っている。その結果死傷者が発生しているが、彼らのうちほとんどはレバノン側に暮らす人々である。
イスラエルと対立するこれらの諸派は、自身らが昨年10月7日以降イスラエルの戦争にさらされているガザ地区と連帯していると述べている。またパレスチナ側や国連から出された複数の声明によると、この戦争ではその大半が子供や女性である11万1千人以上の死傷者が発生している。
国連安保理から即時停戦決議が出されたにもかかわらず、そして「ジェノサイド」容疑で国際司法裁判所(ICJ)に初めて出廷したにもかかわらず、イスラエルは戦争を続けている。
(1)に戻る