■米国の大学で「ヒズブッラー」の旗が掲げられ、アラブのSNSユーザーらに分裂が生じる
【本紙】
ヒズブッラーが米国の「テロ組織」リストに登録されているにもかかわらず、米国プリンストン大学でガザ地区と連帯するために実施された座り込みで、参加者らはヒズブッラーの旗を掲げた。
SNSユーザーらは、パレスチナのクーフィーヤやパレスチナ旗のほかヒズブッラーの旗を掲げた学生らの写真を拡散したが、これは米国では注目すべき事態である。
拡散された写真のうち1枚には、ヒズブッラーの旗を前にギターを持っている座り込み参加者の女性が写されていた。また写真中には同様に、パレスチナのクーフィーヤに加えヒズブッラーの旗を掲げている人々もいた。
ガザ地区と連帯し、同地区に対するイスラエルの戦争に反対する学生らが、プリンストン大学で座り込みを行った。またこれと時を同じくして、「コロンビア大学」、「ハーバード大学」、「ソルボンヌ大学」などの米国やヨーロッパの多くの大学で、ガザ地区と連帯するための学生による座り込みが発生している。
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